山背古道
やましろこどう
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山行報告 | 白波瀬 勇 | |
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山背古道を歩いて 日野美千代 |
山背古道は、京都府南部の城陽市、井手町、木津川市の3つの市町にまたがる全長約25kmの散策道。南山城の山際を緩やかにうねる様に続くこの小径には、JR奈良線と木津川市がほぼ並行し、沿道には、のどかな里山の風景が広がります。 山背古道のルートには、道案内として、道路に山の字を丸で囲んだ山背古道マークが埋め込まれています。陶板製のそのマークには、地域の子供達の手作りしたものもあります。 私、昨年の9月に入会させて頂いてから3回目の参加になります。久し振りの参加ですので皆さんについて行けるか、ドキドキのJR三山木駅からのスタートになりました。リーダーの白波瀬さんの用意して頂いた地図や資料を片手に玉川沿いの井手町花の、山吹や5分咲きの桜を見ながら、なだらかな道を歩きました。川沿いには日曜日という事もあって、ここかしこに屋台が出てお花見ムード一色でした。 井手の里を一望できる高台には京都府の天然記念物に指定されている『しだれ桜』が見事な地蔵禅院。そして玉津岡神社の参道沿いに建つ『小野小町塚』。ゲンジボタルの生息地として知られる「谷川ホタル公園」にて昼食をとりました。ソメイヨシノとは違い濃い紅色の桜が疲れた体を癒してくれました。 帰路は、200年の樹齢を誇る枝振りが素晴らしい松の松井家に立ち寄り、青谷梅林も近くにある為古道沿いには花がすっかり終わった梅木が目立ちました。そして鴻ノ巣山のふもとに広がる城陽市総合運動公園は、春休みの子供たちで賑わっていました。ふと、自分自身の子育ての頃が思い出され、懐かしさが込み上げてきました。私は、JR城陽駅で皆さんと別れ帰路に着きました。 未熟な私に親切に接して頂いた白波瀬さんを始め参加者の方々本当にお世話になりありがとうございました。充実した大変楽しい一日を過ごす事が出来ました。 |
山背古道を歩いて 上杉郁子
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例年1月から3月まではスキーの日程に私の頭の中では照準を合わせている。と、言っても現役主婦の私、回数は全然たいした事ではないが。かんなびの例会報を見てもうわの空。ようやく3月も来近くなって出世向かって重い腰をあげることにした。もう何カ月も歩いていないからまずはウォーキングからと当例会に参加を申し込む。靴もいま持っている登山靴は重いので軽いめの靴を購入した。山背古道を歩くのは私は初めてだ。JR三山水駅集合9時。丁度咲き始めの桜の花の下を井手の王川沿いに歩く。今日は日曜日だから昼前後には人通りも多くなるだろう。露店も並び始めている。ひやかし大好きな私は思わず足を止めそうになる。植坂の井手町まちづくりセンター着10時10分。トイレをお借りしてその上お茶までいただいた。しばらく歩くとやや遠くに白モクレンの大木が見える。残念ながら花は終わりかけだが記念に写真を撮る。その時 誰かが「あっSさんや」て言われ、車を見ると出友会のSさんが事がら降りて来られた。奥様と地蔵院の桜を賞でに来られたとか、あまりにも防間的な偶然にビックリしながら別れる。小野小町塚の前から階段をすすむと地蔵禅院の枝垂れ桜が迎えてくれた。 古木なのに必死に咲き誇る桜を前にどの角度から撮ればよいかカメラをかまえるが結局は平凡な画面になった。 私は写真を撮影する時、どのように撮れば満足ができる写真になるか考えるがいつも不満足な出来でガッカリする。 ホタルが生息しやすいようにだろう側を流れる川は人の手が加えられていない様子。 我が家の前にも当地に越して来た防はホタルがいたように思う。河川工事されいなくなったのだ。 ここには若木の枝垂れ桜が何水も植樹されている。枝垂れ桜を近くでよく見ると花びらがとても小さく色も淡いのや澄いのやいろいろある。お腹もすいてきた。ここで昼食。ホタル鑑賞用にか石の階段が作ってあった。 昼食後は山背古道にふたたび入る。 眼下に城陽市街が広がり山城盆地が一望できた。鴻ノ巣出散策道から水渡神社へ下り本日のウオーキングは終了した。 |